育毛剤の副作用

育毛剤の副作用
発毛剤や育毛剤に含まれる有効成分には、医薬品として認可されたものがほとんどです。効能が優れていれば優れているほど、副作用が起こる可能性が高まります。健康な方には問題ない薬でも、持病のある方や妊娠中・授乳中の方には危険な成分も含まれていますので、使用する際には説明書をよく読むことを忘れないでください。ここでは育毛剤や発毛剤に含まれる薬効成分の副作用についてご説明させて頂きます。


外用薬の副作用について
液体やクリーム状の薬液を、直接頭皮に塗り込むタイプの商品が外用薬ですが、この外用薬に含まれる成分で、副作用を起こす可能性のある成分がミノキシジルや塩化カルプロニウムです。
血管を拡張させ、頭皮の血流を増加させる効果のあるミノキシジルですが、もともとは高血圧の方のための治療薬でした。そのためミノキシジルを使用すると血圧が低下する、心拍数が増加するという副作用がみられることがあります。また、人によっては皮膚にかぶれや湿疹、かゆみなどの異常が現れることがあります。他にも頭痛・めまい・胸の痛み・手足の痺れなどを感じる方もいるようです。また塩化カルプロニウムの副作用としては、皮膚のかぶれ・かゆみ・腫れなどの頭皮や皮膚の異常や、吐き気・嘔吐などがあるようです。血管が拡張することで血流量が増し、通常よりも多く汗をかくという症状もみられるのも特徴です。血流量が増えることで起こる副作用にも注意が必要です。上記以外にも、体に異常を感じた場合は直ちに使用を中止して、医師の診察を受けることが必要です。


内服薬の副作用について
内服薬で医療品として認可されているプロペシア(フィナステリド錠)ですが、効果が高い分、副作用が起こる可能性もあります。ただし、同じ育毛成分のミノキシジルよりも副作用の可能性は低いとも言われています。副作用が起きるのは全体のうちの2~5パーセントと低く、例えそのような症状が起きても副作用の深刻さとしては軽いようです。ただほとんど心配はなくても医薬品であることに変わりなく、用心するに越したことはありません。もし体調に異常を感じた時は服用を中止して医師の指示に従いましょう。このプロペシアの副作用としては、性欲減退や頭痛・かゆみ・動悸・発疹・肝機能の低下などで、性的な機能に異常が起きることがあるようです。これは薄毛や抜け毛を引き起こす男性ホルモンを生み出す酵素を抑える効能があるためで、男性ホルモンが低下することで上記のような症状が起きることがあるのです。また、ミノキシジルを内服できるよう錠剤化した商品もありますが、外用薬として用いるよりも内服する方が高い発毛効果が期待できるため、使用する方もいるようです。この場合、濃度が低い商品では(1~5パーセント)副作用の危険性は低いのですが、濃度が濃くなればなるほど、副作用の可能性が高まります。初めて使用するときは、できるだけ濃度の低い製品から始めた方が無難です。


育毛シャンプーや育毛トニックのようなヘアケアタイプの化粧品は医薬品ではないため、副作用が起こる可能性極めて低く、まず安心して使用できます。ただし、皮膚にトラブルが起きている時に使用すると症状が悪化することがあります。また体質などにより、まれに皮膚にかゆみや発疹が生じる場合がありますので異常に気が付いたらすぐに使用を中止しましょう。


2013.04.23